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PEP Talk - 社会の本を深掘り!
社会課題や政策を取り扱った書籍の著者にお越しいただき、書籍の背景等について伺う番組です。
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分散が安全を保障する、とは限らない 【海外シンクタンク記事分析】 15.04.2026 1:14:04
分散させておけば安心、という考え方は、投資でも取引でも調達でも、もっともらしく聞こえます。今回のエピソードでは、「分散が安全を保障するとは限らない」をテーマに、インドネシアの分散外交、化石燃料輸入国を縛るチョークポイント、そして欧州のガス危機対応という3本の記事を通じて、分散の神話にそれぞれ別の角度から疑問を投げかけます。3本に共通しているのは、分散はリスクを減らす第一歩ではあっても終点ではない、と...
脱炭素政策を分ける 「時間資源」の使い方 【海外シンクタンク記事分析】 13.04.2026 1:05:44
「気候変動」というと、太陽光やEVのような技術の話、あるいは意識の話として語られがちです。今回のエピソードでは、そうした議論から少し距離を取り、脱炭素を「時間」という資源の使い方から見直します。国家が数十年単位で計画を続けられるか、部門ごとにずれた計画をどう同期させるか、そして長い時間をかけて回収する投資を誰が支えるのか。中国と米国の気候政策の比較、英国のAIを用いたネットゼロ計画、気候投資の設計につ...
『脱・中国』は幻想か、設計か 【海外シンクタンク記事分析】 08.04.2026 1:10:38
「脱中国」という言葉は便利ですが、現実を少し単純化しすぎているのかもしれません。今回のエピソードでは、「『脱・中国』は幻想か、設計か」をテーマに、東南アジアの「第二のチャイナ・ショック」、日本の対米投資拡大、レアアース供給網の再設計という3本の記事を通じて、中国から完全に離れるかどうかではなく、中国との距離をどう設計し直すのかを考えます。安全保障や経済安全保障というと、依存を減らす、供給先を分散す...
ホルムズ海峡を台湾有事のリハーサルと捉えることで見えてくるもの 【海外シンクタンク記事分析】 06.04.2026 1:17:31
ホルムズ海峡の混乱は、日本にとって中東のニュースではなく、東アジアの未来のストレステストなのかもしれません。今回のエピソードでは、イラン紛争の日本への波及、日本の台湾有事への関与、そして台湾の電力・LNGの脆弱性を扱う3本の記事を通じて、ホルムズ海峡の危機を台湾有事のリハーサルとして読む視点を考えます。今回の3本に共通しているのは、エネルギーを含む安全保障はもう別々に語れないということです。原油や燃料...
「攻撃される前提」でのレジリエンスの設計図 【海外シンクタンク記事分析】 01.04.2026 1:09:54
攻撃を受けない前提で制度やインフラを組む時代は、もう現実に合わなくなっているのかもしれません。今回のエピソードでは、ウクライナのサイバー・レジリエンス、攻撃下のエネルギー供給、外国干渉のネットワーク分析という3本の記事を通じて、「攻撃される前提」でのレジリエンスの設計図を考えます。安全保障というと、敵をどう防ぐか、どう抑止するかという話になりがちですが、今回の3本に共通しているのは、被害をゼロにする...
日本は信頼と武装を両立できるか 【海外シンクタンク記事分析】 30.03.2026 1:11:11
日本は、信頼される国でありながら、武装を進めていけるのか。今回のエピソードでは、豪州・NZの世論、米中の戦略的小康状態、高市政権の対外戦略という3本の記事を通じて、信頼と武装の両立を考えます。国際関係における信頼は数値化しづらく、目に見えにくいものですが、いざという時に「あの国なら大丈夫だろう」と思われるかどうかで、できることは大きく変わります。3本の記事に共通しているのは、信頼が移動していることです...
「割り勘」の世界秩序 ― 自由はタダじゃない 【海外シンクタンク記事分析】 25.03.2026 1:13:22
国際秩序を支えるコストは、誰がどう負担するのか。今回のエピソードでは、貿易、防衛、ジェンダーという一見離れた3つの論点を、お金と制度の負担という観点から読み解きます。自由貿易も、安全保障も、成長の担い手を広げる制度も、黙っていれば誰かが提供してくれるものではなくなりつつあります。共通しているのは、理念や必要性を語るだけでなく、そのコストをどう分かち合い、どのような制度として持続させるのかが問われて...
経済ナショナリズム時代の生存戦略 【海外シンクタンク記事分析】 23.03.2026 1:14:59
産業政策は、補助金や支援策の中身だけでは整理できません。今回のエピソードでは、政府がどのように企業に関与するのか、産業の競争がどのように成り立っているのか、そして何を戦略的な産業と定義するのかを一体で考える必要がある、という問題意識から、「経済ナショナリズム時代の生存戦略」を取り上げます。共通しているのは、産業政策を個別の支援策ではなく、ルール、供給構造、測定の仕組みを含む全体設計として捉えている...
国家能力は制度設計が左右する 【海外シンクタンク記事分析】 18.03.2026 48:16
国家能力は、予算総額や政策目標だけで決まるように見えますが、実際には予算をどう点検するか、人材をどう育てて定着させるか、新しい技術をどう契約まで届けるかといった制度設計が結果を左右します。今回取り上げる三つのテーマは、ジェンダー予算、防衛産業の技能人材、防衛調達という一見ばらばらなものですが、理念や研究開発だけでは足りず、継続する仕組み、需要、契約が国家能力を形づくるという共通点があります。 今回...
競争が先行する領域のルール設計 【海外シンクタンク記事分析】 16.03.2026 1:03:15
新しい技術や資源の開発が現実味を帯びてくると、先に動き始めるのは企業や国家の競争です。ただ、その競争が広がるにつれて前面に出てくるのが、どのような活動を、どのようなルールで運営するのかという問いです。月面資源、深海採掘、デジタル市場という三つのテーマは一見別々に見えますが、この観点から見ると共通の構造を持っています。 今回のエピソードでは、①月面資源開発をめぐる国際ルール、②深海採掘をめぐる太平洋地...
気候変動時代の新たな制度設計の潮流 【海外シンクタンク記事分析】 11.03.2026 58:15
気候変動の議論では、気温目標や排出量の数字が中心になりがちです。しかし実際の政策やビジネスの現場では、もっと具体的な形で課題が現れています。冬季オリンピックでは人工雪への依存が大会の開催モデルそのものを変えつつあります。脱炭素政策では、大排出企業をどのように改革の側に動かすのかが実装の鍵になります。そしてインフラ整備では、開発と自然保護を同時に進める制度設計が問われています。 今回のエピソードでは...
戦略的自律の条件を再考する 【海外シンクタンク記事分析】 09.03.2026 1:23:03
日米同盟が守ってくれる、工場を移せばリスクは下がる、最先端AIを開発する側が勝つ——こうした前提を一段掘り下げると、足元に別の脆弱性が見えてきます。 今回のエピソードでは、①元国家安全保障局長が「アメリカ・ファースト」の構造的定着を前提に日本の安全保障戦略の総点検を論じた Foreign Affairs の記事、②中国人民解放軍の調達要求を数千件分析し、AIの軍事統合(智能化)が「点」ではなく「面」で進んでいることを示した...
AIをめぐる国家戦略のトレードオフ 【海外シンクタンク記事分析】 04.03.2026 1:00:19
AI をめぐる国家戦略は、「規制をどう設計するか」「フロンティア AI へのアクセスをどう確保するか」「開発競争に参加するのか、それとも活用で価値を出すのか」という配分問題になりつつあります。今回のエピソードでは、①AI政策を「国家安全保障・経済安全保障・社会的安全」のトリレンマとして整理する Foreign Affairs の記事、②米中優位の中で中堅国がフロンティア AI へのアクセスを確保するための「Capability Club(能力...
AI時代のエネルギー覇権 【海外シンクタンク記事分析】 02.03.2026 1:04:43
エネルギー大国の条件が変わりつつあります。地下に何があるかではなく、電力インフラをどう設計し統合できるかが重要になる、という構造変化を、中国・アメリカ・EUの3つの視点から読み解きます。中国のクリーンエネルギー・サプライチェーン支配、AIの電力制約を捉える「ワットの法則」、EUのエネルギーガバナンスの断片化。3本の記事を通じて、日本のエネルギー安全保障と産業競争力の課題を考えます。 ■今回のトピック [01:02]...
ロボット・デジタル規制・デジタル主権の議論に潜む『死角』【海外シンクタンク記事分析】 27.02.2026 1:06:35
今回は、ロボット化・デジタル規制・デジタル主権という3つの領域で、政策議論が見落としがちな「死角」に焦点を当てます。 ■今回のトピック [01:37] ロボット導入がキャリアの上昇経路に与える影響 ロボット化の影響を雇用や賃金の変動だけで捉えると、見落としてしまう変化があります。Brookingsの研究チームが着目したのは、より良い職種へ移動する確率、すなわちキャリアの上昇経路が細くなるという現象です。この研究は、「キ...
政策実装を左右する政治力と国のオーナーシップ | PEP Think 23.02.2026 1:10:19
今回は、地政学リスクの長期見通し、脱炭素を動かす「資産と政治力」の設計、そしてスケールした施策がなぜ止まるのかという実装の条件を、3本の記事から考えます。 ■今回のトピック [01:28] 2036年の世界像──専門家調査が示す10の主要論点 72か国447人の地政学・将来予測の専門家への調査をもとに、2036年の世界を10の論点で整理した記事を取り上げます。63%が「世界は今より悪化する」と回答するなか、米中パワーバランス、台湾...
経済安全保障の実装へ——国家と市場の新しい境界線 海外シンクタンク記事から考える産業政策のあり方 | PEP Think 18.02.2026 1:00:44
今回のエピソードでは、経済安全保障を実装していくうえで、国家と市場の境界線がどのように引き直されつつあるのかを取り上げます。補助金や融資に加えて、政府が株式を持つこと、重要鉱物を官民で備蓄すること、そして中堅国としての産業ポジションの確保戦略という論点を、制度設計とガバナンスの観点から整理します。 ■今回のトピック [01:54] 政府が戦略企業の株主になる──エクイティ投資のガバナンス設計 CSIS の論考を手が...
"グリーン転換の三重苦"が国際秩序の再考を促す - 気候適応投資、EU の気候目標と対中デリスキングのジレンマ、気候正義と排出責任 | PEP Think 16.02.2026 1:06:27
今回のエピソードでは、「"グリーン転換の三重苦"が国際秩序の再考を促す」をテーマに、気候適応への投資、EU の気候目標と対中デリスキングのジレンマ、そして気候正義と排出責任をめぐる3本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック [01:46] グローバルサウスの気候適応投資──コストではなく安全保障と成長の投資 Atlantic Council の「Climate adaptation: The investment the Global South cannot afford to delay」をもとに、...
産業政策と通商の新局面 - 補助金と関税、デカップリングの現在地を海外シンクタンク記事から読み解く | PEP Think 11.02.2026 56:33
今回のエピソードでは、「産業政策と通商の新局面」をテーマに、産業補助金の条件設計、通商秩序の転換、関税ショック後の貿易再編に関する3本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック [01:13] 産業政策の条件設計──ミッションと公共リターン Foreign Affairs 掲載の「Making Industrial Strategy Great Again」を手がかりに、産業政策の成否は補助金の規模ではなく、ミッションの明確さと公的投資のリターン設計で決まるという議...
欧州の産業政策の転換点 - 海外シンクタンク記事で紐解く伊独連携、ETS改革、グローバルサウスへの影響 | PEP Think 10.02.2026 56:48
2026/02/10:音声に一部不備があったため、再投稿いたしました。 今回のエピソードでは、「欧州産業政策の転換点」をテーマに、伊独連携、EU排出量取引制度(ETS)、ブリュッセル効果に関する3本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック [01:02] 新しい欧州推進力としての伊独連携 ECFR の記事「When in Rome: The Italian-German motor in action」を手がかりに、ローマ会談で合意された伊独の行動計画と安全保障協力の中身を紹介...
AI 時代のガバナンス設計── 海外シンクタンク記事から読み解く規制・雇用・社会リスク 04.02.2026 1:00:33
今回のエピソードでは、「AI時代のガバナンス設計」をテーマに、AIセキュリティ規制、AIコンパニオン市場、エントリーレベル雇用という3本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック [00:56] AIセキュリティ規制の4つのモデル──ハードローとソフトローをどう組み合わせるか RANDのリサーチブリーフ「Four Governance Approaches to Securing Advanced AI」を手がかりに、高度なAIモデルのセキュリティ確保に関する4つのガバナンス・...
テクノロジー競争と経済安全保障 ── AIとレアアースの地政学的力学を海外シンクタンク記事から読み解く 02.02.2026 44:29
今回のエピソードでは、「テクノロジー競争と経済安全保障」をテーマに、Physical AI、レアアースの地政学リスク、AI競争に関する3本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック 01:40 Physical AIの「実装ギャップ」──研究と現場のあいだにある深い溝 Andreessen Horowitz のニュースレターに掲載された「The Physical Deployment Gap」をもとに、最先端ロボティクス研究と実際の現場導入とのギャップについて議論します。ビジョン・...
AI時代の格差と制度設計 ── 雇用と教育のあり方を海外シンクタンク記事から読み解く | PEP Think 28.01.2026 46:06
今回のエピソードでは、「AI時代の格差是正に向けた新しい制度設計」をテーマに、AI雇用ショックとユニバーサル・ベーシック・キャピタル(UBC)、そして学位アプレンティスシップ(働きながら学位を取得できる仕組み)に関する2本の記事を取り上げます。 ■今回のトピック 00:59 「AI雇用ショック」とUBC──オーターが描く格差の未来 MITの経済学者デビッド・オーターが、中国からの輸入急増が米国製造業を直撃した「チャイナショッ...
技術主権とエコシステム戦略の実践論 ── 技術エコシステム・産業プラットフォーム・デジタル基盤を海外シンクタンク記事から読み解く | PEP Think 27.01.2026 47:49
今回のエピソードでは、「技術主権とエコシステム戦略の実践論」をテーマに、技術エコシステム・産業プラットフォーム・デジタル基盤という3つの観点から記事を取り上げます。 ■今回のトピック 01:35 技術エコシステムと「技術的デクステリティ」 CSISの報告書「Tech Edge: A Living Playbook for America’s Technology Long Game」を手がかりに、AIチップや先端半導体では優位に立ちながら、レアアース処理や加工インフラでは中国...
気候適応と国家能力──海外シンクタンク記事から読み解く「レジリエンスの本当の土台」 | PEP Think 23.01.2026 35:32
今回のエピソードでは、「新しい危機の時代のキャパシティ」をキーワードに、ソーシャルインフラと国家の実行力(state capacity)に焦点を当てた2本の論考を取り上げます。 ■今回のトピック 02:27 気候適応とソーシャルインフラ(Stanford Social Innovation Review) Stanford Social Innovation Review の記事「Climate Adaptation Means Building Social Infrastructure」をもとに、気候リスクを「ハザード・エクスポージャー...
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